断捨離
最近では断捨離は一つのキーワードとして、いろんなところで見かける。
単純に部屋を片付けるという目的から、運気を上げる目的まで、様々な目的に断捨離は有効のように見える。
確かに物を減らせば選択肢が減る。
しかも選択肢自体が自分の好みを最優先して選ばれたものである、その中きら今日の気分や体調なんかでさらに選ぶのだから悩む行為自体がワクワクして
迷うというよりは選ぶという感覚の方が強くなる。
断捨離をするときに、まず不要な物を捨てるという行為があるが、それはつまりそのもの一つ一つを丁寧に見ていき、何が必要で何が必要ではないのかを見極めるということである。
恋愛に置いても同じこと。
デートの約束を仕事のせいでキャンセルされた、そのことについて相手に文句を言ったら喧嘩になった、などよくあると思う。
楽しみにしていた予定が、土壇場でキャンセルされればそのショックは大きい。
ただ、その時に何もかもを相手にぶつけるのではなく、自分の気持ちをまず断捨離して欲しいのである。
自分の気持ちを断捨離する、すなわち本心を見つけ、不要な思いを捨てるということである。
キャンセルされた直後、怒り、悲しみ、無力感、自身の喪失などネガティヴな感情に支配されたり、それを怒りのエネルギーで押さえ込んだり、人は思いの外本心の周りにいろんな感情が渦巻いている。
でも、そこをよく見て欲しい。
キャンセルされて腹立たしいのは
- 一緒に行きたかった「場所」に行けなかったせいなのか
- 普段持てない「一緒にいる時間を持ちたい」からなのか
- それともキャンセルするという行為から「ないがしろにされている」と感じたからなのか
行きたかった場所の場合、期間限定で次は見れないかもしれなかったり、なかなかいけない場所だった場合、残念だが相手と一緒に行けなくても「その場所に行く」ということはできる方法があるかもしれない
もちろん、一緒に行かなきゃ意味がないと感じる場合もあるだろう。
でも、何度も何度も本当に一緒に行きたいのか、それとも「一緒に行くべきでしょ」という思い込みだけで自分の悲しみを助長していないか考えてみて欲しい。
一緒にいる時間が欲しいのであれば、キャンセルされてどんな気持ちになったのかを伝えることはもちろん大事。
わたしは今日を本当に楽しみしていたからすごく寂しかったと話した後、二人の時間を取れる日を改めて決めるのか、電話で話したり、5分でも会うということをすることで、自分の本当の望みを叶えることはできる。
ないがしろにされているように感じたのであれば、きっと今回のキャンセル以前にもそういったあなたが少し我慢したことが何度か繰り返されていた恐れがある。
相手が甘えているのか、たまたまそう思ってしまう状態だったのか、はたまた自分自身が相手以外の関係で我慢を強いられ、相手だけには同じことをされたくないと思っていた何てこともあるだろう。
その時はあなた自身があなたを大切に扱うことが一歩である。
自分を大切に扱うことから始めていけば、自分か求めていることにも敏感になる。
そうやって恋愛にも断捨離は必要だと思う。